黒い糸

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天使の頬杖 (33)

天使の頬杖 (33)


♥目次♥

!必読!読まれましたか?★ 

 

「おぉコワ。氷と薬を持ってきますから、そのまま痛みに耐えていて下さい。この際、エムに目覚めるのもありですよ」

西野がビニール袋に入れた氷と自分の鞄をを提げて戻って来るまで僅か二分足らず。
それでも亮二には長かった。
少年期に痛みなど何度も経験している。
真っ当な人生を生きてきたわけじゃない。
生死に関わるような負傷を負ったこともある。
だが種類が違う。
羞恥を伴う痛みなど経験したことがない。

「どうですか?」

戻って来た西野が亮二のシャツをまくし上げ、スウェットパンツを下着ごと下にずらした。
半ケツ状態の亮二の腰に、西野が氷をあてる。腰
全体に広がる尖った痛みが氷で誤魔化される。

「本来薬なしでも問題ないんですけど、要クンが心配し過ぎて可哀想なので、一本打ちます」
「…好きにやれ」

西野が自分の鞄から注射器を取りだす。
手際よく薬剤をセットすると亮二の半ケツ状態の引き締まった尻に針を刺した。

「…お前、な、に、を……」

鎮痛剤ではなかった。
薬剤が注入された途端、亮二の意識が朦朧とする。

「遠慮なく、好きにさせていただきました」

―――覚え、て、ろ……

「ただの睡眠薬ですけど、今日のレイには毒でも良かったかもしれませんね」

その西野の言葉を聞き終わる前に、亮二の意識は完全に途切れた。

 

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てっきり亮二のことを見捨てたと思いましたよ。ギックリ腰になってから数ヶ月放置されての更新ですからby 時枝

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